最終確認:2026年10月18日。料金と無料枠はよく変わるため、四半期ごとに見直しています。
AIのべりすとは、日本語の小説の「続きを書く」AIとして長く定番です。それでも代わりを探す人が多いのは、無料会員だと出力回数に上限があり、上限に達すると待たされること、1回の出力が短いこと、夜や休日に共有サーバーが混むことが主な理由です。ただ、「代わり」と言っても、求めているものは人によって違います。続きを書かせたいのか、設定から一緒に作りたいのか、それとも書くより物語を遊びたいのか。この記事では、目的別に8つの選択肢を紹介します。Loreonは私たちのプロダクトです。ほかと同じ基準で、向いていない用途もはっきり書きます。
先に結論
- 自分の文章の続きを書かせたい → AI BunCho、NovelAI。
- 設定やプロットから一緒に作りたい → AI BunCho、Claude、ChatGPT。
- 会話しながら文章を練りたい → Claude、ChatGPT、Gemini。
- 書くより、物語を遊びたい → Loreon(日本語・登録不要)、AI Dungeon(英語)。
- 待ち時間さえなくなればいい → AIのべりすとの有料プラン。乗り換えないのも正解です。
AIのべりすとの無料プランで止まるところ
公式ヘルプによると、アカウントなしで試せるのは短い文章までで、長く書くには無料のアカウント登録(メールアドレスのみ)が必要です。無料会員のおもな制限は次のとおりです。
- 出力回数: 1時間あたりの上限があり、サーバーの混み具合で変わります。上限に達すると、しばらく出力できません。
- 1回の長さ: 無料モデルでは1回あたり約250〜390文字。有料プランでは大きく伸びます。
- サーバーと広告: 無料会員は共有サーバーで、夜や休日は混みがち。広告も表示されます。
有料プランはボイジャー(月1,199円)、ブンゴウ(月1,980円)、プラチナ(月3,465円)の3段階で、いずれも税込です(ファンWikiの記載による。公式の料金ページはログインが必要です)。有料プランでは専用サーバーでの優先出力が使え、待ち時間がほぼなくなります。不満が待ち時間だけなら、ボイジャーにするのがいちばん手間のない解決策です。
ひと目で比較
続きを書かせたい
AI BunCho — 日本語の小説に特化した、いちばん近い代わり
AI BunChoは日本語の小説・物語づくりに特化したサービスです。設定を入れるとタイトル、あらすじ、プロット、本文まで生成でき、AIリレー小説のような遊び方もあります。無料コースはカード登録不要で、毎月のAIクレジットの範囲で使えます。有料コースは月550円から(税込)で、上位では漫画の生成もできます。
- 向いている人: AIのべりすとと同じく、日本語で小説を書きたい人。
- 弱点: 作品の保存にはログインが必要で、無料の範囲はクレジット制なので、たくさん書くと有料が前提になります。
NovelAI — 続きを書くエディタと画像生成
NovelAIは、書いた文章の続きを書かせる操作感がAIのべりすとに近いサブスク型サービスです。設定を記憶させるLorebookや、テキストアドベンチャーモードもあります。新しいテキストモデルは日本語も得意とされていますが、サービスの中心は英語で、画面も英語です。無料はメール認証済みアカウントで文章生成50回まで、有料はTabletプランの月10ドルから。
- 向いている人: Lorebookで設定を細かく管理したい人、挿絵も自分で作りたい人。
- 弱点: お試しはすぐ終わります。日本語の自然さはAIのべりすとに及ばないという声もあります。詳しくはNovelAIとAI Dungeonの比較で。
会話しながら書きたい
Claude、ChatGPT、Gemini — 汎用AIで書くという選択
汎用のAIチャットは、「この場面の続きを、主人公の視点で800字で」のように指示して書かせます。続きを書くボタンはありませんが、設定の相談、推敲、言い換えまで会話で頼めるのが強みです。どれも無料プランがあり(回数制限あり)、日本語の指示がそのまま通ります。
- Claude: 長い文脈を読んで、感情の描写や書き直しの指示に強いと言われます。有料は月20ドルから。
- ChatGPT: アイデア出しから章立てまで何でも頼める万能型。有料はGo(月8ドル)から。
- Gemini: Googleアカウントがあればすぐ使えます。有料はGoogle AI Plus(月1,200円)から。
- 弱点: 小説のエディタではないので、長編になると前の内容を毎回貼り直す手間がかかります。
書くより、物語を遊びたい
Loreon — 日本語で遊べる、目標と結末のあるAIストーリー
Loreonは私たちのプロダクトなので、その点を踏まえて読んでください。Loreonは執筆ツールではなく、AIが語り手になる物語ゲームです。作り込まれた物語の中で、行動を自分の言葉で入力するか選択肢を選ぶと、AIが続きを語ります。地図、持ち物、目標はゲームが自動で記録するので、あなたのしたことが物語から抜け落ちません。数行の設定を書いて、自分だけの遊べる物語を作ることもできます。物語も画面も日本語に対応しています。
登録なしにゲストとして遊べ、GoogleかTelegramでログインすることもできます。ゲストの進行状況もサーバーに保存されますが、ゲストを識別できるのはその端末だけです。新しいアカウントには250アクションとストーリーキー3本が付き、1ターンは1〜2アクション、その後は毎日の報酬でアクションが補充されます。無料で遊べる範囲は無料で遊べるAIストーリーゲーム8選で詳しく計算しています。
- 向いている人: AIのべりすとで、実は「自分が主人公の物語」を遊んでいた人。
- 弱点: 自分の原稿を書き進めるツールではありません。小説を書きたいなら、上のサービスのほうが合っています。
AI Dungeon — 白紙から何でも入力できる、元祖AIアドベンチャー
AI Dungeonは、白紙のシナリオに何でも入力できる自由度の高いAIアドベンチャーです。無料プランでもターン無制限ですが、記憶は短めで、日本語には公式対応していません。英語で遊べるなら選択肢になります。無料プランの詳しい中身はAI Dungeonの無料プランで実際にできることで解説しています。
選び方
まず、AIのべりすとで何をしていたかを思い出してください。自分の小説を書き進めていたなら、日本語に強いAI BunChoか、設定管理に強いNovelAIが近い代わりです。相談相手として使っていたなら、ClaudeやChatGPTのほうが合うかもしれません。AIと一緒に冒険していたなら、執筆ツールより物語ゲームのほうが楽に楽しめます。その場合はLoreonを試してみてください。不満が待ち時間だけなら、AIのべりすとの有料プランに切り替えるのがいちばん確実です。