AIインタラクティブストーリーとは、ただ読むだけでなく、自分で導いていく物語のことです。各ターンで選択肢を選ぶ(あるいは、やりたいことを自分で入力する)と、その決断を受けてAIが物語の続きを紡ぎます。物語はあなたに合わせて形を変え、同じ書き出しからまったく違う結末にたどり着くこともあります。
ゲームブックを読んでいて、「もっと分岐が深ければいいのに」「作者が書いていない行動を試せたら」と思ったことはありませんか。その隙間を埋めるのが、AIインタラクティブストーリーです。
物語を「インタラクティブ」にするものは?
従来の物語は、最初から最後まで決まっています。何度読み返しても、書かれている言葉は変わりません。インタラクティブストーリーは、そこに読者の主体性を持ち込みます。材料はふたつです。
- 選択肢 — 物語が立ち止まり、「次にどうしますか」と尋ねてくる瞬間。
- 結果 — その選択が結局同じ道筋に合流するのではなく、後の展開を実際に変えること。
選択が結末を本当に左右するほど、物語はより「インタラクティブ」に感じられます。
そこでAIの出番
古典的なインタラクティブフィクションは人の手で書かれていたため、分岐は作者が書き切れる範囲にとどまっていました。AIはその前提を変えます。あり得る道筋をすべて事前に書いておく代わりに、あなたの選択を受けて、AIが物語の続きを生成するのです。
つまり、こうなります。
- 提示された選択肢から選んでも、自分で行動を入力してもかまいません。
- 仲良くなったキャラクター、手に入れたアイテム、破ってしまった約束 — 物語はそうした細部にも反応できます。
- プレイするたびに、まったく違う展開になり得ます。
引き換えに問われるのが、一貫性です。「何でも入力できる」だけのサンドボックスでは、話が迷走したり、起きたはずのことを忘れたりしがちです。優れたAIインタラクティブストーリーは、AIによる生成に構造と記憶を組み合わせ、物語の筋が通り続けるようにしています。
インタラクティブストーリー、テキストアドベンチャー、チャットボットの違い
ひとまとめに語られがちですが、目指している体験はそれぞれ異なります。
- AIインタラクティブストーリー — 作家が設計し、丁寧に整えられた、物語の弧を持つナラティブ。自由に行動でき、プロットがあなたの行動に合わせて形を変えます。あなたは物語の中にいるのです。
- オープンエンドなAIテキストアドベンチャー — 自分で組み立て、自分で導く自由なサンドボックス。自由度は最大ですが、あらかじめ用意された構造は少なめです。
- AIキャラクターチャット — キャラクターとのオープンエンドな会話。決まった始まりや終わりは、たいていありません。
Loreonが力を注ぐのは最初のタイプ — あなたに合わせて形を変える、作り込まれた物語です。アプローチを比べたい方は、LoreonとAI Dungeonの比較やLoreonとCharacter.AIの比較をご覧ください。
はじめ方
何かをインストールする必要も、「プロンプト」の書き方を学ぶ必要もありません。Loreonでは、物語を選んで読み始め、進みながら選択していくだけ。無料ではじめられ、ブラウザでそのまま動き、英語・スペイン語・ウクライナ語・日本語に対応しています。
ライブラリをのぞいて、最初のAIインタラクティブストーリーをプレイしてみてください。ものの数分で始められます。